当社では、SDGsへの取り組みの一環として、古材の買い取り、及び古材を用いたリフォーム事業を展開しております。
持て余した古材や、解体時に費用を少しでも減らしたい方はお気軽にご相談ください。
古材を使うメリット
(1)新材よりも強度があります
古材は長い時間をかけて自然乾燥をしていき強度を増していく「天然乾燥材」です。 樹齢100年の檜(ヒノキ)の場合は伐採されてから100年後が最も引っ張り強度・圧縮強度が増しており、その後はゆるやかに強度が減少し、300年を経過すると伐採時と同程度の強度に戻るという研究結果もあります。
(2)経年変化の味わい
古材には、いぶされて黒ずんだ肌、経年変化による傷や割れ、大工さんが刻んだノミの跡など、新しい木材では決して出せない風情や迫力があります。
(3)環境に優しい
まず、家の解体の際の廃棄物を減らすことができます。
そして、新築やリフォームなどに積極的に古材を活用することにより、資源循環型の社会に貢献します。
(4)経済的
現場での加工技術を要しますが、材料費が抑えられるため、比較的安価にご提供可能です。
古材とSDGsと施工実績
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさを守ろう
世界の森林面積は1990年以降1億7,800万ha減少し(リビアの面積に相当)、2010年から2020年の10年間だけでも年平均470万ha減少しています(世界森林資源評価2020主な調査結果林野庁翻訳)。また、2020年以降、世界では木材の需要と供給のバランスが崩れ、ウッドショックによる価格高騰が生じています。
これらの状況は決して自然に収まるものではなく、木材を使用する全ての事業者が「木材を無駄にしない」ことを徹底することが不可欠と考えます。
当社では、2003年(平成15年)の創業以降、木造住宅を作り続けてきました。当時より加工も現場管理も容易な新材(プレカット材)を利用しており、それは新築住宅に関しては今後も続いていくと思われます。一方で、近年増えてきているのが、現在利用しているいわゆる”納屋”や”昔の家”を快適にリノベーションしたい。雰囲気は残したまま「暖かくしたい」「小綺麗にしたい」といったご相談です。
このご相談を踏まえて古材を再利用したリフォームの一例写真を以下に示します。
昔ながらの柱や梁を見せた雰囲気は好みもありますが、施主様には「休日にはご友人も招いて豊かな時間を過ごせている」と大変うれしいお言葉をいただきました。
このように、豊かな時間を手にするためには、必ずしも新しいものを手にする必要はないと考えます。
少しでも興味が湧いた方、古材を持て余して手放したい方、少しでも解体費用を抑えたい方、現在お持ちのお家や納屋を古民家風にリフォームしたい方、新築住宅の一部にアクセントとして古材を用いたい方、店舗等のインテリアで古材をお探しの方など、幅広くご対応いたしますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。